生活の中にアウトドアの時間を作ると得られる10のメリット

アウトドアで過ごす時間は最高!ですが、実は自然に触れたり見たりして楽しいだけでなく、脳や体にも科学的に良いことがたくさんあるのです。大人になると多くの人は、ほとんどの時間をパソコンやスマートフォンを使いながら室内で過ごしているでしょう。子供の頃はよく外にでて何時間も遊んでいたけど、最近自然と触れ合っていないな……という方はメリットを知ると、きっと外に出ようかなという気持ちになりますよ。

1.アウトドアで体力アップ

自然の中で時間を過ごすためには、あたりまえですがまず家を出なければなりません。そして屋外で良い景色を見たり、遊歩道を歩いたり、ちょっと遠くへハイキングに出かけたりすると、それはもう運動しているのと同じことです。落ちていた体力も少しずつ回復します。ある研究では、同じ運動をするのでも緑色が目に入る場所で体を動かすと、肉体的な疲労が少なく感じ、前向きに取り組めるという報告があったそうです。

2.ストレス軽減で気分が軽くなる

家を出て運動することでエンドルフィンを刺激すると、気分にも影響を及ぼします。心理学者によると、自然に触れることで社会的圧力を軽減し、人間関係やコミュニティなどで根本的に大切なことを思いだされ、出かける前はすべての人に不平を言っていたとしても、外に出るとすぐに気分が良くなる、ということがわかりました。外で時間を過ごすことは、鬱々した考えや不安感を軽減し、気持ちを落ち着かせてくれる作用があります。

3.心のモヤモヤをクリアにしてくれる

自然の中で時間を過ごすと、気を散らしているものがどうでもよくなることがあります。新鮮な空気を吸って、大きな木から小さな生き物たち、雄大な海や山を見ていると、地球の広大さに比べて自分の心配をいつもより小さく、または取るに足らないものに感じさせます。視覚と触覚だけでなく、嗅覚からのリラックスもありますよ。

花や草、木々の自然な香りが、落ち着きとリラックスを感じさせます。ちょっと仕事に集中できないな、というときは数分間オフィスを出て、近くを散歩することも集中力を回復するのに効果的です。

4.不足しがちなビタミンDを合成!

腸の健康とカルシウム・リンの吸収に不可欠なビタミンDは、強くて健康な骨を保つのに必要な栄養素ですが、食事からの摂取だけでは量がたりません。骨粗しょう症にはなりたくないですよね。1日20~30分日に当たることで生成されるので、毎日少しでもたっぷりでも外に出ることはとても大事なことなのです。

毎日は忙しく、疲れることの多い時代ですが、少しの余裕を作って自分に合ったアウトドアを取り入れてみてください。少しだけテクノロジーから離れて、新鮮な空気を吸い込み、自然に触れる必要はあるのです。