外には行きたくないけどキャンプをしたい人へのいろいろなアイデア!

アウトドアブームが訪れて早数年。キャンプに興味はあるけど、行くのはちょっとな……と躊躇している人、いませんか?遠い、寒い、虫がいる、清潔じゃないなど、外で過ごすことに抵抗を感じる人もいるでしょう。でもなんかキャンプ楽しそうだし、ギアはかっこいいし楽しんでみたい!そんな方には屋内キャンプがお勧めです。家でできるし、暖かいし、虫もいないし、水場も使い放題。そこが家の良いところ!しかし、ただベッドに寝袋を引いて寝たのでは雰囲気も出ませんし、そこには少し工夫が必要です。アウトドア派じゃない人もキャンプを楽しむためのアイデアをいくつか見てみましょう!

・簡単にテントを作る

普段アウトドアに出かけないなら、テントは家にないですよね。最近は軽量で薄い布地の安価なテントも売られていますが、買ってもほかに使わないなら躊躇してしまうでしょう。そんなときは簡易テントを作ってしまいましょう。プールヌードル、というものをご存じでしょうか。100円ショップのおもちゃコーナーにある、柔らかいスポンジでできた長い棒状のものです。プールスティックと呼ぶこともあります。それを17本と、組み立てるための留めるテープを用意します。まずは12本使って立方体に骨組みをつくり、残りの5本で屋根を作って組み、それに大きな布をかぶせれば、簡易テントの完成です!下には布団やラグを敷いて、ブランケットを持ち込めばまるでグランピングのよう!遊び終わったらばらせるので場所もとりません。子供がいたら、骨組みにつかったプールヌードルはちゃんばらごっこにも使えます。

・キャンプに必須の焚き火を作る

キャンプといえば、やっぱり焚き火が必要ですね。とはいえ家の中で火おこしをするわけにはいきません。室内なので暖をとる必要はないですし、雰囲気が楽しめるものがあればよいでしょう。用意するものは、アルミ箔と白いレースリボンと両面テープ、それと手ごろな石を10~20個、そして暖色の明かりがつくストリングライトです。まずアルミ箔を細く40~50㎝ほどの長さで枝のように丸めます。そこに両面テープを貼り、その上からレースをくるくると巻いていきます。そうすると、白樺のような白い枝ができあがります。石をファイヤーピットのように円形に配置して、真ん中にストリングライトをくちゃくちゃと丸まったまま入れます。最後に、さきほど作ったアルミ箔とレースで作った枝を円錐状に配置すれば、できあがり!ライトを点けてみてください、暖色の光がまるで熾火のように暖かく光ります。スマホから焚き火の音を流したらもっと本物のようになりますね。この焚き火ライトはとてもかわいいので、室内キャンプが終わった後もインテリアとして楽しめますよ。

・おやつや食事はカセットコンロで

家の中なので便利なキッチンがあるのですが、それを使ってはキャンプ感が出ません。ここはテントの近くでカセットコンロを使いましょう。いつも家で使っているものがあればそれでも良いですし、アウトドアコンロを用意できればなお臨場感がでます。アウトドアコンロはガスボンベを使うタイプのものだと使いやすいですし、災害時の備えとしても流用できますよ。串に刺したマシュマロを焼いて食べれば、完璧なキャンプです!

ちょっとの工夫でできる屋内キャンプ、ソロでもカップルでも家族でも、それぞれに楽しみ方があっておもしろいですよ。キャンプの時間は、なるべくネットは無しで。会話や静かな時間を楽しみましょう!