いつものアウトドアにもう少し刺激が欲しいと思ったら、あるいは外に出る理由が欲しくなったら、試してほしいのが「ジオキャッシング」です。2000年にスタートしたジオキャッシングは、世界的な宝探しゲームで、600万人以上が参加しています。宝探し、と聞くとわくわくしてしまう人は多いはず！ネットを使ってリアルで遊べるのが楽しいポイントです。アプリを使って指定されている大体の場所まで行き、隠してあるものを見つける、という単純なゲームで、登録されている隠し場所は、街なかから公園、山の中など難易度に応じていろいろあります。
参加の仕方は簡単。まずジオキャッシングの情報を得るためのアプリを入手します。公式アプリがあるのでまずはそれが良いでしょう。ダウンロードしたら無料会員登録をします。次に一番大事な、位置情報（GPS）をオンにしてください。普段GPSを切っている方は「アプリ利用時のみGPSを許可」に設定すると、ジオキャッシングを立ち上げているときのみGPSが利用できるようになります。
準備ができたら、さっそくアプリを起動してみましょう。自分のいる現在地の周りにあるジオキャッシュが表示されるので、行けそうな場所にある宝物＝キャッシュをタップして、そこに向かいます。キャッシュにはそれぞれ詳細の記載があり、隠し場所のヒントや見つけた人のログ記録を見ることができます。見つけにくいものの場合、ログ記録にさらなるヒントが書かれていることもあるので、見てみると良いでしょう。
目的のキャッシュを見つけたら、そこにあるログブックに「見つけたよ」の意味としてユーザー名と日付を署名します。いくつかのアイテムが入っている場合、同じくらいの価値になるアイテムと一つ交換して、見つけたときとまったく元通りにキャッシュを戻します。その後、アプリに見つけた報告と必要に応じてログ記録を記して完了です。
キャッシュにはさまざまな形状とサイズがありますが、最初は「通常の」サイズのキャッシュを探すことから始めることをお勧めします。アプリに表示されているジオキャッシュのサイズをクリックして、そのサイズを確認します。隠されている場所によって違いがあり、街なかなど隠す場所が限られる場合はタブレットケースほどの小さい箱が使われていたり、また山や公園など広い場所ではタッパーなどある程度の大きさのものに入っていたりします。普通の石に見えるようなレプリカにキャッシュが隠されているなど、巧妙に設置されていることもあります。
ゲームはたくさんあるけれど、画面の中の世界に飽きてきたら、現実世界であなたが外に出向いてみるのはいかがでしょうか！
