うまくいく7つの安全なテント暖房のアイデア

秋もだんだんと深まり、寒くなってきましたね。四季のある日本は厳しい冬にもなりますが、アウトドアを楽しみたい気持ちは夏と変わりません!そしてせっかく楽しむのだから、寒い夜に凍えるような状態でキャンプを台無しにするのはイヤですよね。外はともかく、テントの中は防寒がしっかりされた心地よい空間であってほしいものです。テント暖房にはいろいろ方法がありますよ!ちょっと手間がかかるものもありますが、快適空間のためにどこまでできるか、考えてみてくださいね。

ホットカーペットを使えば話は早いですが、自然の中でキャンプしているのですから、なるべく電気は使わない方法にしたいです。電力を使わずにテントを暖房することになると難しそうですが、なにもテントの中で焚き火をすることはありません。昼間の太陽を熱源に蓄熱しておいたり、テントに入るまで楽しんでいた焚き火の熱を借りたりするなど、やり方はいろいろあります。

まず、古風であり効率的でもある湯たんぽ!
昔から使われている暖の取り方ですが、上手に使うと空間にも直接身にも使える便利な暖房方法なのです。お湯で歪まないプラスチックボトルや金属ボトルを用意しておきましょう。硬めのペットボトルなら熱湯でなければ存外丈夫です。焚き火を見ながらリラックスしている時間にお湯を沸かしておいて、ボトルに充填します。大きいボトルだと熱が長くもちますので、テント内を温める用には灯油タンクのような大き目のもの、寝袋に入れる用には飲料用の小さめのものを使うといいでしょう。

テント内を温めるには、石や岩を熱する方法もあります。直火で石を加熱するのではなく、火の近くで温めます。タオルなどでそれを包んでテントに持ち込み、間違って触れたりしないような場所に広げておくと、あたたかいです。

間違っても、テント内を温めるためにガスストーブやミニ焚き火をテント内で使わないでくださいね。煙突がついているテントでなければ、一酸化炭素中毒になる危険があります。そんなリスクを抱えるくらいなら、自然派はあきらめて電気毛布やホットカーペットを使いましょう。

そして何より、テント自体の断熱策もしておいてください。断熱素材のテントを買うとか、アルミマットを敷くとか、枯葉の上にテントを設置するとか、人数や場所、時期などキャンプの規模によっても変わります。外から中から、快適空間のために策を講じて楽しいキャンプ時間を過ごしましょう!