初心者のためのキャンプ<2> キャンプに必要なものを用意しよう!

ちゃんとした準備をしておくことは、慣れないキャンプから不安と心配を取り除いてくれます。まぁこれでだいじょうぶだろう、という過信はNG!何度も経験を重ねたキャンパーこそ、用意をしっかりして臨むものです。初心者のキャンプ道具は、最新で高価なものである必要はないですが、「足りる」ものをチョイスするようにしましょう。さぁパッキングリストを作ってみよう!

1.まずはテント

泊まりのキャンプはもちろん、デイキャンプでもゆっくり過ごすなら必需品。最適なテントを探しましょう。といってもテントの種類はものすごい数があります。1人用、2人用、家族用、超軽量のテント、冬のテント、夏のテント、ポップアップテントなど、あなたがしようとしているキャンプのポイントをチェックして選んでみてください。

何人でのキャンプ?軽さを求めるか、重くても良いか?どんな場所でキャンプするか、悪天候に耐えられる必要がある?テント内の換気はいる?調理をしたりくつろいだりするための追加エリアは用意すべき?建てる、撤去は簡単?

防水もない3,000円くらいのものから、何万円もするものまで様々。ショッピングサイトで自分に適したものを探しましょう。

2.パッキングリストにいれるべき基本的なもの
何が必要かは、あなたが計画する予定によって変わりますが、以下は、すべてのキャンプで用意したほうがいい必需品たちです。

寝袋-キャンプしたい時期の気温に適した寝袋を用意してください。暑過ぎる、寒すぎるといった合わない寝袋では、大事な睡眠時間がキャンプを辛い思い出にしてしまいます。

枕-キャンプ用の枕を購入してもよいですが、荷物の整理にも使えるドライバッグに着替えを入れて枕として使うのもアリです。

スリーピングパッド(キャンピングマット)-テントの床に直接寝袋で寝ようとすると、ごつごつした地面を感じてしまうし、地面の温度で快適さを損なうことがあります。軽量で耐久性のあるスリーピングパッドを用意しましょう。

照明-夜を安全に楽しく過ごすために、テントには何らかの形の照明が必要です。電池や充電式で使えるランタンは、トイレに行くときにも持ち運べるので便利です。また、夜の散策をするときや両手を使いたいときのために防水性のヘッドランプもあると良いでしょう。

ウォータータンク-近くに水場がない場合、タンクに水を貯めておくと本当に便利です。車があるならポリタンクでも良いですが、折りたためるウォータータンクもあります。災害時にも使えるので用意しておくのにお勧めです。

キャンプ用調理器具-少なくとも屋外での調理には、キャンプ用の焚き火台、着火器具、カトラリー、プレート、フライパンが必要ですが、調理アイテムは他にもたくさんあります。どこまでしたいか、最初は欲張らずに考えましょう。

キャンプ服-気候に合った快適なアウトドア服を着てください。自然の中は気候が変わりやすいので、時期によらずアウトドアジャケットは、リストに入れておくべきです。

緊急時アイテム-応急処置キット、ポケットナイフ、ライターは持って行きましょう。緊急時に連絡をとることができるように、そして楽しいキャンプの記録を撮っておくために携帯電話もお忘れなく。

十分な準備を整えておくことは良いことですが、あれもこれもと持ちすぎると、準備に時間もかかりすぎるし重くもなり、何より費用も多くなります。心配と余計なストレスを最小限にできるキャンプパックのリストを作ってくださいね!