余暇を快適に過ごすために良いアウトドア家具を購入しても、使いっぱなしではすぐに傷んでしまいます。きれいに保つには定期的な清掃が重要なのですが、オンシーズンよりもオフシーズン明けの掃除ほど面倒なものはありません。
置きっぱなしにしていた家具は、ほこりや湿気にまみれています。暖かくなったときに屋外でくつろいだり楽しむために、アウトドア家具を整えておくヒントを挙げますので、参考にしてみてくださいね。
家具の素材ごとに、掃除の方法は異なります。でもまずは、基礎的なところから始めましょう。ブラシや乾いた布で、ほこりやへばりついた葉や草などを拭き取ります。
ではまずプラスチック素材です。プラスチックや樹脂製の家具は安価でさまざまな種類があり、ベランダ用でも芝生の上でも人気があります。その理由として、メンテナンスが最も簡単ということもあります。中性洗剤や研磨剤が入っているクリーナーを、スポンジまたは湿った布に付けて拭きます。LIFETIMEのテーブルは汚れのつきにくい塗装になっていますので、表面についた汚れなどは拭き取りやすいです。あまり力をいれると表面に傷がつく可能性がありますので気をつけてくださいね。
鉄やステンレスといった金属素材は、耐久性が高く、またメンテナンスもしやすいのでこちらもアウトドア家具で選ばれやすい素材です。定期的に掃除をしていればほとんどの場合、中性洗剤を温かいお湯で薄めたものをスポンジやブラシに付けて磨くと、表面がきれいになります。問題はさびです。金属製の家具は錆び防止の塗装やコーティングがされていますが、どうしても時間の経過で磨耗します。使っていてさびが出るようになったら、早めに削り落としてからコーティングをしなおしたほうが良いでしょう。
木の素材の家具に、高圧ウォッシャーを使うのは傷つける可能性があるのであまりお勧めしません。石鹸水を使い、柔らかいブラシやスポンジで擦ると汚れを取り除けます。籐などの編み細工家具は目にほこりが詰まりやすいので、ハブラシなどで細かく掃除する必要があります。表から裏からと面倒が多いので、定期的に掃除しておくのがベターです。
ハンモック、シートカバー、クッションなどファブリック製品はリラックスに必要な家具ですが、すぐに汚れます。オンシーズンはそれぞれのクリーニング方法に従って定期的に洗濯し、洗濯機を使用できないものも撥水スプレーを使うなど汚れがつきにくい予防をしておきましょう。