アウトドアの楽しみは夏だけではありませんよね。冬には冬の素晴らしさがあり、それを堪能したくなるでしょう!しかしどうしても乗り越えなくてはならないものが冬にはあります。
それは寒さ。寒さに精神を削られることなく、存分にアウトドアを楽しむには体を暖かく保つ必要があります。防寒具も大事ですが、人の体が発する熱もとても重要です。食べ物を食べて消化をするとき、体は熱を発します。できるだけ長く多く熱を利用するために、エネルギーの高い食べ物を食べることが重要になってきます!摂取したカロリーを最大限に活用するために、どんなフードがアウトドアに適しているのでしょうか?
<ペミカン>
あなたは「ペミカン」をご存知でしょうか。これはネイティブアメリカンが考え出した伝統的な、昔からある保存食です。レシピはいろいろありますが、基本的には肉と、野菜や果物・木の実と、脂肪を加えて固めたものです。熱を通してある、あるいは乾燥させた肉と野菜類を合わせ、バターや牛脂などの脂で固めます。火が通っていて脂を使っているので、もちろんカロリーは高めですし、長期間保存が可能なので、家で作って現地へ持っていくことができます。食材や調味料などを含めて好みの食材をまとめることができるので、荷物が少なくなるのも良いところ。お湯をわかしてペミカンをのばせばスープになりますし、カレールーを入れれば簡単にカレーができます。
<イワシ>
単純にエネルギーを摂れれば良いのであれば、イワシの缶詰がオススメです。脂肪分は高く、たんぱく質も含まれている高栄養フードです。缶詰は密閉されているので移動中に漏れ出ることもなく安心です。高カロリー摂取が目的なので、水煮缶ではなくオイル漬けになっているものがより多くの脂肪を摂取することができるのでベター。オイルサーディン缶にチーズやレモンを乗せて火にかければ、あとはパンがあるだけで十分贅沢な食事といえるでしょう。
<ホットチョコレート>
ほっと一息つきたいときには、甘いドリンクが欲しくなりますよね。ミルクとチョコレートという2つのシンプルな材料でできるホットチョコレートは、冬の野外にぴったり!この場合の牛乳は低脂肪や無脂肪ではなく、脂肪分がちゃんと入っている牛乳を選びましょう。牛乳に含まれるたんぱく質と脂肪、チョコレートに含まれる糖分と抗酸化物。健康上のメリットもバッチリです。美味しくて体に良くてエネルギー補給もできる、非常に優秀なホットチョコレートは作り方も簡単。牛乳を火にかけて温め、チョコレートを溶かせばできあがりです。