アウトドアアイテムを錆びないように維持する方法を知っておこう!

自宅の庭でもベランダでも、山や川に行くのでも、アウトドア施設を利用して遊びにいくのでも、その時間は楽しいですが、楽しむことができればそれでよし、というわけにはいきません。

私たちをたくさんエンジョイさせてくれた頼もしい味方であるアウトドア用品たちをきちんと保管・メンテナンスしなければ、次回も同じように時間を楽しむことができなくなってしまいます。少しのお手入れで使いやすさを保つことができますので、覚えておいて損はないですよ。

 

それなりのアウトドア用品には、どこかしらに金属部分があります。みなさんご存知のように、早い劣化の原因は主に金属です。湿気や雨などの悪天候が金属にかかっているコーティングを削いでいき、サビが現れてきます。安い用品ですと安い塗装がされていますのではがれやすいですし、ニス塗り程度ではそんなに持ちません。エナメルコーティングや特殊塗装がなされたものは雨風に対して脆弱ではなく、長い寿命を得られます。はじめに購入するときには高価に感じるかもしれませんが、長期的に見るとコストに見合う価値が得られるでしょう。

 

金属が使われているアウトドア製品を長持ちさせるには、使うたびの簡単な拭き掃除では物足りません。年に数回、少し手をかけたメンテナンスをする必要があります。古いハブラシなどで細かい、拭くには届かないようなところをこすり、細かい汚れや普段の拭き掃除で溜まった洗剤汚れを落として、乾いた布で拭いたり日光の下でしっかりと自然乾燥させます。シーズン終わりに長期保管するときも、金属面同士が合わさると触れる部分同士が欠けることがありますので、タオルなどをはさんで互いがぶつからないようにすると良いです。

保管場所はもちろんですが、屋内が望ましいです。残暑の湿気、冬の寒さと乾燥、暴風雨による雨風の入りこみなどは錆びや劣化につながる大敵です。カバーをかけたから良しと外に置きっぱなしではなく、通気性の良い地下室やガレージなどシェルター的なところに保管しておきましょう。

 

このようにあなたの大事なアウトドア用品がダメにならないよう最善の努力をしていても、どうしても金属の劣化や磨耗がみえてくるかもしれません。そのときは早めの対策が肝心です。小さな錆びならば、細かい目のサンドペーパーで掃除し、金属用のさび防止塗料などを塗りなおすことでフォローできます。

何もしないで放っておくと損傷度合いも大きくなります。手に入れてすぐから、ほんの少し毎回メンテナンスすることで、製品の寿命は大きくかわってくるのです。