アウトドアを満喫するときは、万全の日焼け対策を!

温かい気候で、天気もバツグン。それはアウトドアの時間を楽しむ最高の条件!……ではありますが、同時に脅威との隣りあわせでもあるのです。それは日焼け!人間にとって太陽は、ビタミンDを作りカルシウムを吸収するため必要なことではありますが、それをノーガードで受け入れると、軽症のやけど起こしていることになるのです。繰り返しの日焼けは、皮膚が損傷してシワの原因にも。人によって差はありますが、それぞれが持つ皮膚の保護物質「メラニン」の量を超えると日焼け症状として現れます。

楽しいアウトドアを体験して、楽しくない皮膚病を招いてはまったく嬉しくありませんから、予防が必要なのです。

まずは、何より<日焼け止めを使用する>こと。基本の「き」です!外に出る前に、露出した皮膚のすべての部分に塗ること。曇りの日は太陽が出ていなくても紫外線量が多いので、油断は禁物です。2時間ごとに塗りなおすのがベストですよ。そして<適切な服を着る>。気候が良いと軽装で空気感を楽しみたくなりますが、厚めの生地の長袖のシャツとズボンが理想的です。またつば広の帽子は頭や、顔、首を保護してくれます。

意外と見落としがちなのが目。強い紫外線は目にも攻撃してくるので、サングラスをすると効果的です!
そして<特定の時間を避ける>となお良いです。最も強い日光が当たる時間は、午前10:00から午後3:00。この時間はアウトドアをフルに楽しみたい時間ではありますが、木陰での活動をお勧めします。

出掛ける前には、紫外線量の強さもチェックしておきましょう。天気予報を見ると、紫外線強、とか色や文字で記されていますよね。気象庁がUVインデックス(UV指数)に応じた対策を出してくれているので、参考にすると良いです。また普段服用している薬があるときも、光線過敏症という副作用が起こる場合があるので、事前に薬剤師さんに確認しておくと安心ですよ。

それでもうっかり日焼けをしちゃったときは、事後の対応を忘れずに。前述したように日焼けはやけどと同じですから、冷やすことが大事です。プールや湖、海の近くにいるときは、ひと泳ぎしてクールダウン。水道があれば水をかけたり、冷たいタオルをあてて冷やしましょう。次に、乾燥した皮膚を保護して痛みを和らげましょう。アロエクリームやワセリンなど、皮膚に負荷をかけないもので保湿をして、ゆったりした服を着ます。

焼きたくない人は初めからしっかり対策をとるでしょう。ちょっと焼けてもいいかな?というくらいだと要注意です。こんがり焼けた肌は魅力的ですが、その後に長く影響があることを忘れないでくださいね。